『Polar Pacer(ポラール ペーサー)』のディスプレイは、見やすさと低消費電力が特徴です。
見た目の鮮やかさよりも実用を重視した、実直なランニングウォッチといった印象です。
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ディスプレイの種類と解像度
『Polar Pacer』とGarmin(ガーミン)のエントリーモデル『Forerunner 165』で、ディスプレイの種類と解像度などを比較してみました。
『Polar Pacer』のディスプレイ
ディスプレイ解像度:240 × 240
ディスプレイサイズ:1.2 インチ
タッチスクリーンではない
常時表示
ディスプレイタイプ:低消費電力液晶ディスプレイ(MIP)
MIP:Memory In Pixel (メモリー・イン・ピクセル)は、画面を構成する「画素」の中にメモリを持つディスプレイで、屋外用のデバイスに適した多数の特長を有しています。
『Forerunner 165』のディスプレイ
ディスプレイ解像度:390 x 390 ピクセル
ディスプレイサイズ:直径1.2インチ (30.4 mm)
タッチスクリーン
ディスプレイタイプ:AMOLED(オプションで常時表示モード)
AMOLED(アモレッド)は、「アクティブマトリクス+OLED(有機EL)」の略語で、OLEDディスプレイの駆動形式のひとつです。
発色やコントラストに優れています。
『Polar Pacer』のディスプレイで好きなところ
タッチスクリーンではない
タッチスクリーンではなく、物理ボタンで操作します。
なので、画面が指紋で汚れにくいです。
また、何かに触れて予期せぬ操作が起きないのもポイント。
マラソンのスタートなど、人が密集している場面では、他人に接触して予期せぬ操作が行われる可能性があります。
低消費電力のMIP液晶
『Garmin Forerunner 165』のようなAMOLEDディスプレイではありません。
低消費電力液晶ディスプレイのMIPは、AMOLEDと比べると鮮やかさでは劣りますが、消費電力は低く抑えられます。
ゴリラガラスの安心感
ディスプレイのガラスはゴリラガラス3.0(厚み1.1mm)で、指紋跡防止コーティングがなされています。
強度の高いゴリラガラスなので、何かにぶつけたとしても、ちょっと安心です。
視認性の良さ
直射日光の下でも、画面がくっきり見えます。
マラソンのレース中は、とても重要な性能です。
また、数字の大きさも老眼でも見えるサイズです。
充電の煩わしさが無い
充電はあまり意識せずに使っています。
自分の使い方では2〜3日に1度、お風呂に入っている時間に充電しています。
運用時間と充電時間、共に実用的だと感じています。
画面の常時表示
画面は常時表示ですが、バックライトの明るさが変化します。(常時点灯ではない)
通常は明るさを落とし、秒表示が消えます。
時分のみの表示で省エネしています。
秒を表示しないと、画面を書き換えるのが1分に1回になるので、省エネのための仕様と思われます。
腕を上げて時計を傾けると、バックライトが明るくなり、秒まで表示されます。

まとめ
ランニングウォッチにとって、画面の見やすさは超重要です。
薄暗い早朝や、日中の直射日光下でも瞬時に画面が確認できないと使いにくいのです。
『Polar Pacer(ポラール ペーサー)』のディスプレイは、レースやトレーニングで確実に数字を読むことを重視するランナーに向けたランニングウォッチだと思います。
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こちらからは以上です。

