『弱虫ペダル』のオリジナルアニメにチーバくん登場 千葉県と自転車交通安全でコラボ(2016年09月27日投稿)
たぶん千葉つながりの企画だと思いますが、『弱虫ペダル』と千葉県が自転車交通安全でコラボして、オリジナルアニメで正しい自転車の乗り方を啓発しています。
『弱虫ペダル』と学ぶ自転車交通安全
千葉県が2016年7月から「ちばペダル~弱虫ペダルと学ぶ自転車交通安全~」をスタートしています。
これは、人気アニメ『弱虫ペダル』と千葉県がコラボして、オリジナルアニメを特設Webサイトで公開することで、正しい自転車の乗り方を知ってもらおうという企画です。
アニメは全6話で、1話1分30秒ほどの短いアニメになっており、正しい自転車の乗り方や、自転車を利用するにあたっての安全規則を『弱虫ペダル』の登場人物たちが教えてくれます。
千葉県とコラボということで、アニメにはチーバくんも登場します。
『弱虫ペダル』に興味のある人を対象にしているのでしょうが、『弱虫ペダル』のファンは自転車のルールも知っていそうに思いますので、どれだけ効果があるのかは疑問ですが。
日本での自転車ルール
橘玲さんが日経ヴェリタス(2016年8月28日号)で「日本では自転車は、歩道でも車道でもあらゆる交通ルールを超越した存在になっている」と書かれていますが、その通りだと思います。
自転車がこんな存在になったのは、ママチャリの存在が大きいのではないでしょうか。
ママチャリはとても便利なのですが、重いママチャリは車道を走るには遅く、歩道を走るには早いという、なんとも中途半端な存在になっています。
この中途半端さが「あらゆる交通ルールを超越」してしまう一因ではないでしょうか。
オランダの自転車環境がうらやましい
オランダに行ったときには、たくさんの自転車が走っているのを見ました。
自転車専用レーンがあるからなのかもしれませんが、整然とルールを守って自転車が走っていると感じました。
もちろん、信号無視などありませんし、歩道を走る自転車もありません。
これだけ環境がいいと自転車で走るととても気持ちいいだろうと思いました。
日本の道路事情では自転車専用レーンを作るのは難しいのかもしれませんが、もう少し自転車がルールを守れば歩行者も安全に歩けると思います。
自転車のルールを知って欲しい
自転車がルールを守らないのは、そもそも自転車のルールを知らないからなのかもしれません。
自転車のルールを学ぶ機会も少なそうですし。
『弱虫ペダル』とコラボして正しい自転車の乗り方を知ってもらうのも一つの機会だと思いますが、このコラボ企画だけでなく、いろいろな自転車のルールを学ぶ機会があるといいと思いました。
自転車だけでなく、歩行者も自動車も安全に気持ちよく道路を利用できるようになるといいな、と思います。
それでは、また。