RPN電卓を初めて使う時は、使い方がまったくわからないと思います。
そこで、RPN電卓を使うコツをお教えします。
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RPNを使った計算
RPN、RPN電卓については、こちらをご参照ください。
まず、RPN電卓では、何も考えずに左から順に計算していきます。
最初はわかりにくいかと思いますが、日本語でつぶやきながらだと、自然に入力できます。
Macの計算機アプリを使って試してみましょう。

計算例(1)
例えば、
4+3×2-10÷(6-4)
とあった場合、RPN電卓で上記の例は、
[4] → [enter] → [3] → [enter] → [2] → [×] → [+] → [10] → [enter] → [6] → [enter] → [4] → [–] →[÷] → [–]
と入力すると答え「5」が出ます。
つまり、
「4」「に」、「3」「に」「2を」「掛けたものを」「足して」、「10」「を」、「6」「から」「4を」「引いたもので」「割って」、「引くと」
と、日本語でつぶやきながら計算するわけです。
計算例(2)
次に
(1+0.002)365
という例では、
[1] → [enter] → [0.002] → [+] → [365] → [yx]
と入力すると解「約2.07」が得られます。
これも、
「1」「に」、「0.002を」「足して」、「365を」「べき乗すると」
と言いながら計算すると、RPNで計算できます。
(1+0.002)365の意味につきましては、下記リンクをご参照ください。
まとめ
RPN電卓は「計算式を左から順に」「日本語でつぶやきながら」で計算できますので、お試しを。
逆ポーランド記法に使われる「スタック」の概念については、下記の本がわかりやすいです。
カッコのない国 はじめて出会うコンピュータ科学 Kindle版
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À bientôt!(またね!)