ケータハムセブン160のブレーキには倍力装置が付いていません(2016年07月21日投稿)
セブン160のブレーキには倍力装置(負圧ブースタ)が付いていませんが、車体が軽いのでしっかりブレーキペダルを踏めばちゃんと止まります。
負圧ブースタで力を増幅
多くの車はエンジンで発生する負圧(吸い込む力)を利用した負圧ブースタが付いています。
ブレーキペダルを踏んだままエンジンをかけると、ググッとペダルが奥に入っていきますが、これが負圧ブースタの作用です。
負圧ブースタはブレーキペダルを踏んだ力(ペダル踏力)を大きくして、ブレーキに伝える役目を持っています。
そのおかげでペダル踏力が小さくてもブレーキが効くようになっています。
なので、エンジンを切った状態で1~2回ブレーキペダルを踏むと負圧ブースタの作用が無くなるので、ブレーキの効きがすごく悪くなります。
セブン160には負圧ブースタが付いていない
しかし、セブン160のブレーキには負圧ブースタが付いていないので、自分のペダル踏力分だけブレーキが効きます。
乗り始めて最初の1~2回はいつもの調子でブレーキを踏んでしまい、なかなか止まらないのでちょっとビビります。
ですがすぐに慣れて、ペダル踏力でブレーキをコントロールできるようになります。
嫁さんの足の力では厳しいかなと思っていましたが、大丈夫なようです。
もちろん、セブン160にはABSなど付いていません。
前はディスクで後ろはドラム
前はディスク後ろはドラムブレーキですが、車体が軽いのでそれで十分なんでしょう。
ただ、昔の車みたいにブレーキの度に非常によく鳴きます。(キーという大きな音がします)
もう少しブレーキにあたりがつけば治まるかもしれませんが、周りの人に迷惑ですね。
まとめ
ケータハムセブン160のブレーキには倍力装置(負圧ブースタ)が付いていませんが、車体が軽いのでしっかりブレーキペダルを踏めばちゃんと止まります。
それでは、また。