「自分メディア」はこう作る! ちきりん著にはブログを価値ある自分メディアにするため著者が行ってきた戦略が書かれている
ブログを価値ある自分メディアにするため、著者が何を考えどう実行したのかが書かれています。
価値あるメディアを読者が絞り込まれているメディアと定義し、絞り込まれた読者が増えるようにブログの運営方針を考えて実行することで、個人ブランドを確立されました。
ブログはどんな場所?
ちきりんさんにとってブログは、「自分が考えたこと」を記録として残す場だと言っています。
「自分が考えたこと」にはその時の社会情勢や科学技術が大きく影響してくるので、いつ考えたのかは重要なポイントになってきます。
そこでちきりんさんは、文章は日付情報とセットにするということを大事にされています。
また、メッセージを際立たせ自分の考えたことを誤解なくきちんと伝えたいからだと思うのですが、
「ひとつのエントリでは、ひとつのメッセージだけを伝える」
をポリシーにしているそうです。
ブログのゴールは価値ある自分メディア
有名になり出版の依頼が殺到したとき、目指すべき姿(ゴール)を明確にされたそうです。
そして、そのゴールはご自身のサイトを
価値あるメディアに育てたい
というところに設定されました。
ちきりんさんにとっての価値あるメディアとは、
読者が絞り込まれているメディア
すなわち、読んで欲しい読者が具体的になっているメディアです。
そして、価値あるメディアにブログを育てるために、絞り込まれた読者が増えるようブログの運営方針を考えて実行されています。
このように読者を絞り込み、絞り込んだ読者を増やすことで「ちきりん」という個人ブランドを確立されたのだと思いました。
また、「そんじゃーね」という結びコトバをご自身のブログのアイコンにしているというお話は、新しい気づきでした。
個人ブランドを確立する
一度来てくれた読者を継続的に訪れてくれる常連客にするために、
「おもしろいエントリ」から「おもしろいブログ」へ
とすることで、ファンを増やすことを意識されているそうです。
「おもしろいエントリ」とは、絞り込まれた読者が読みたいエントリだと思います。
その「おもしろいエントリ」をひとつひとつ積み重ねることで「おもしろいブログ」を作っていくことが、個人ブランドを確立することにつながるのだと感じました。
また、
自分の思考を言語化し、構造化すること
をちきりんさんが楽しんでおられるので、絞り込まれた「考えることが好きな読者」が集まるんだなと思いました。
ブログのタイトルこそ「Chikirinの日記」になっていますが、決してただ出来事を書いているのではなく、体験した出来事から著者が考えたことをエントリし続けたことで、「ちきりん」ブランドが確立したことがよくわかりました。
僕もこれから「読んで欲しい読者」をより具体的に考えていこうと思っています。
電子書籍もあります。
À bientôt!(またね!)
Kai
最新記事 by Kai (全て見る)
- 【ブックレビュー】『ノートアプリはMacメモが最強である』西出光一郎(著)でApple純正メモアプリの底力を知る - 2024-11-11
- フォルクスワーゲン(VW) up! でカーナビアプリをUSB接続して音声案内を出力する方法 - 2024-10-07
- 【レビュー】東芝 TOSHIBA『LEDランタン LKL-1000(G)N』非常時に役立つ乾電池式の低価格ランタン - 2024-10-03