【ブックレビュー】『手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択』ミニマリストしぶ (著) 所有はコストと意識してモノの流動性を高める
所有はコスト。
自分にとって大事なことのため、モノを減らし、しないことを決め、有限である時間とお金を最大限に活用します。
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所有はコスト
「所有はコスト」と著者のミニマリストしぶさんは言います。
所有コストに含まれるのは、「お金」「時間」「空間」「管理」「執着」の5つ。
お金を除く4つは忘れがちですが、モノの所有によって、それらのコストも確実に負担しているのです。
所有コストを減らし、人生に余白を作るため、モノの流動性を高めておきます。
余白があってこそ、大事なことに向き合えるのです。
大事なことを強調するために、あえて少なくする
ミニマリズムの本質は強調。
モノを減らすことで何を残したいかがわかり、自分にとって大事なことが強調されるのです。
また、減らす過程で取捨選択を繰り返すことにより、価値基準がはっきりします。
そうすれば、「何が必要で、何がいらないか?」を素早く判断できるようになります。
したいことのために、何をしないか
自分にとって大事なことのため、モノを減らし、しないことを決めます。
しないことを決めることで、有限である時間とお金を最大限に活用するのです。
アクションプラン
この本を読んで、行動に移すことを3つ挙げます。
1.モノの流動性を高める
モノの流動性を高めるため、出口戦略を考えてから所有します。
そうすることで、捨てる量もミニマムにできるはず。
人間は年齢を重ねるほどに、モノを捨てることができなくなるので、入口から対策します。
2.努力をなくす努力をする
努力を無くすため、ルール化(仕組み化)し、決断を減らします。
また、しないことを決め、努力しなければできないことを減らします。
3.小さく初めて動きながら学ぶ
小さなステップから、とにかく始めてみて、動きながら修正します。
行動を起こした時点で100点。
やりやすいことから、取捨選択をどんどん繰り返します。
まとめ
所有はコスト。
所有コストを減らし、人生に余白を作るため、モノの流動性を高めておきます。
モノを減らすことで何を残したいかがわかり、自分にとって大事なことが強調されます。
自分にとって大事なことのため、モノを減らし、しないことを決め、有限である時間とお金を最大限に活用します。
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こちらからは以上です。
Kai
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