【ブックレビュー】『リセットの習慣』小林弘幸 (著) 880円の文庫本で悪い流れを断ち切る
『リセットの習慣』小林弘幸(著) 読了。
悪い流れを断ち切り、良い流れをスタートするためには、「減らす、片付ける、軽くなる」が有効。
軸が定まっていれば、自分の判断や行動に納得感が出る。
気持ちではなく、体の状態を整える。
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リセットとは捨てること
過去を一旦断ち切り、新たなスタートを切るために、「減らす、片付ける、軽くなる」ことが有効とのこと。
著者は、心と体のコンディションを整えるコツは「余計なものがないこと」と「心地いいものに囲まれていること」、と言います。
捨てることでスタートを切ることができ、リセットになるのです。
「流れ」と「軸」
僕がこの本の一番のポイントだと思うのは、「流れ」と「軸」です。
人の心や体は「流れに乗る」のは得意だけど、「流れを変える」のは大の苦手だそうです。
これを踏まえて、自分からいい流れをつくることを意識しようと思いました。
流れに乗るためには、習慣化するのが良さそうです。
習慣化によって、自動的に自分の望む流れに乗せてしまうのです。
また、軸はマイルールと言い換えることができます。
あらかじめ「この場合はこうする」と決めておくことで、自分の判断や行動に納得感が出ますし、決断にエネルギーを使うこともありません。
捨てるべきものを捨てやすくなります。
体→技→心
「心・技・体」で最初に整えるべきは「体」とのこと。
気持ちも結局は体が生み出している反応なので、まずは「体の状態」を整えるのです。
とりあえず「体を動かすこと」は自分でもできそうです。
体の状態を整え、技術や知識を身につけることで、心の不安を減らすことができるのだと理解しました。
アクションプラン
この本を読んで行動に移したいことを3つ挙げます。
1.とりあえず行動してみる
流れを変えるため、「とにかく10分やる」という方法を試します。
また、「今日、行動するほうを選んだこと」を日記や手帳に書いてみます。
2.減らす
「いつかはすべて捨てるもの」と考えて、大事なものを選んで、軽くなるようにします。
3.新たに始める
「戻す」ではなく「新たに始める」を意識して、悪い流れをリセットします。
まとめ
悪い流れを断ち切り、良い流れをスタートするためには、「減らす、片付ける、軽くなる」が有効。
軸が定まっていれば、自分の判断や行動に納得感が出ます。
気持ちではなく、体の状態を整えます。
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こちらからは以上です。
Kai
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