【ブックレビュー】『自分を変えるノート術』安田修(著) あなたの人生を変えるノートの活用法
『自分を変えるノート術』安田 修 (著)は、大きく分けて「ノートの使い方」と、「ノートを使った一人合宿」の二つについて書いてあります。
「量と気付きは比例するので、大量に書きさえすれば成功」だといい、細かなノートの書き方にこだわらない点が、実行に移しやすいと思いました。
著者について
安田 修(やすだ・おさむ)
北海道大学経済学部卒、日本生命保険相互会社で15年勤務後、ノートの力により起業。
コミュニティ・プラットフォーム「信用の器 フラスコ」代表。
オンラインサロン「フラスコノート・ラボ」など多数のコミュニティの立ち上げ、運営に関与。
「誰もが自由で、好奇心あふれる生き方ができる世界を創る」をミッションとして活動。
なぜ読んだのか
ノートやペンが好きで、ノートの使い方に興味があります。
「どんなノートに何を書くのか」「効果的なフォーマット」などが気になり、いろいろな例を知りたいと思っています。
Kindle Unlimitedのおすすめでこの本を見つけ、手に取りました。
主な本の内容
この本では、ノートを使って思考を整理し、ノートで得た気づきを行動に変えることを提案しています。
その中でも印象に残ったポイントをいくつかご紹介します。
- 頭の中を「空っぽ」にするために書き出す
『自分を変えるノート術』では、まず頭の中にあるものを全てノートに書き出すことを強調しています。
これにより、「あれもやらなきゃ、これも気になる」といった漠然とした不安が目に見える形になります。
このステップがクリアになると、新しいアイデアが生まれる余白ができるのです。
特に、考えているつもりが実際には「悩んでいるだけ」だという気づきが重要で、書き出すことで頭の中のモヤモヤが整理される効果があります。
- 一人合宿のすすめ
雑務や人付き合いを一時的に切り離し、ノートとペンだけを持って考える時間を作ります。
カフェで3時間集中するだけでも、自分のビジョンを深掘りする効果があるそうです。
一人合宿のコツは、とにかくノートにたくさん書くこと。
量と気付きは比例するので、大量に書きさえすれば成功です。
- ノートの使い方のフレームワーク
本書では、ノートを使って考えを整理するため、下記のフレームワークが紹介されています。
5つのフレームワーク
・ロジックツリー
・デシジョンツリー
・SWOT分析
・マトリクス分析
・フローチャート
これらのフレームワークを使うことで、「漏れなくダブりなく」という意識で整理することができるようになります。
- 夢や目標を言語化し、具体化する
誰もが持っている漠然とした「憧れ」や「夢」を言葉にし、さらにその夢を具体的な目標に落とし込むことで、実現に向けて動き出せるようになります。
このように、ノートに書き出すことで「行動すべき具体的な次のステップ」が見えてきます。
そしてそれを実行することで夢が現実に近づくのです。
これからやりたいこと
・大量に書き出す
とにかくノートに書くことを習慣化し、考えを言葉にする。
・仮説を立て、実験する
書き出した内容から仮説を見つけ、それを行動に移すプロセスを実践。
・タスクを30分以内で終わる形に分割する
タスクを分割し、小さくしてから取り組む。
・「何かと何かの組み合わせ」を考える
組み合わせることで何が起こるのかを考えてみる。
まとめ
『自分を変えるノート術』は、大きく分けて「ノートの使い方」と、「ノートを使った一人合宿」の二つについて書いてあります。
まず頭の中にあるものを全てノートに書き出すこと。
そして、ノートを使って思考を整理し、ノートで得た気づきを行動に変えることを提案しています。
ポイントは、「量と気付きは比例するので、大量に書きさえすれば成功」だということ。
細かなノートの書き方にこだわらない点が、実行に移しやすいと思いました。
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こちらからは以上です。
Kai
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